産まれたばかりの時は、泣き声しか口に出さなかった赤ちゃん。
だんだんと喃語が話せるようになり、単語が出てくるようになります。
でも、
言葉が出てくるのが早い子もいれば、遅い子もいますよね。
同じ月齢ぐらいの子が言葉が出ているのに、
我が子がまだなら心配になってしまいますよね。
では一体、
子供の言葉っていつごろから出てくるのでしょうか?
まとめてみましたので、ご覧ください。
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子供の言葉・・・まずはクーイングから
子供は産まれたばかりのころは、泣く時ぐらいしか声を出しません。
しかしそれが、
生後2~3ヶ月頃になると、「あ~」「う~」「えっ」などの、
母音だけの言葉が出てきます。
これがクーイングです。
この子供のクーイングは、
何かを伝えたいといった意味があるものではなく、
ご機嫌なときに出す声で、音を出すことを楽しんでいる状態です
子供の言葉・・・クーイングから喃語へ
子供が生後4~5ヶ月頃になると、「あうあう」「ぷー」など、
多音節(母音+母音、母音+子音)の言葉が出始めます。
これが喃語です。
生後8~9ヶ月頃には、
喃語にもバリエーションが増え、「ばっばっ」や「まんまんまん」など
ば行やま行の音がよく出るようになります。
お母さんは、赤ちゃんがクーイングや喃語の言葉を話すようになったら、
ぜひ応えてあげてください。
「そう、あーなの」
「まんまんまんなのね」
それだけで赤ちゃんはコミュニケーションが取れた!と喜んで
にっこり笑ってくれますよ。
子供の言葉・・意味のある単語へ
子供が生後10カ月頃になると、喃語が減ってきて代わりに
物を指さして「あっ」と言ったり、
触りたいものに手を伸ばして「あ!」「う!」と言ったりします。
要求を体でも言葉でも表現するようになってきたんですね。
こうなってくると、言葉が出るのももうすぐです。
生後12か月頃までに、
約半分の子供が意味のある単語を話すようになります。
最初は発音があやふやでよくわからないことも多いのですが、
「ママ」「パパ」「ネンネ」「だっこ」などの
よく使う言葉から話し始めることが多いので、
集中してきいてあげてください。
うちの子供、また言葉が出ないんだけど・・
生後12か月で半分の子供が話し始めると書きましたが、
実は2歳を過ぎてから話し始める子供も少なくありません。
子供は、それぞれ言葉のコップを持っています。
言葉のコップに、周りから聞こえる言葉がどんどん入っていって、
溢れた時に話し始めると言われています。
そのコップは、子供によって大きさが様々なので、
すぐに言葉が出る子供もいれば、
なかなかコップがいっぱいにならない子供もいます。
2歳を過ぎてから話し始めた子供は、
すぐに単語から2語文、3語文になると言われています。
きっと周りの大人や子供たちが話している言葉を、
大きいコップにずっとずっと溜めてきたんですね。
実際、我が家の息子も言葉が遅かったです。
上に娘がいるのですが、娘は言葉が早く1歳くらいから
いっぱいおしゃべりしていました。
娘に比べたら遅すぎる息子に心配して、
町の発達相談などにも通っていました。
しかし、
ある時を境に一気に言葉が増えました。
今では男の子なのにおしゃべりで困ってしまうくらいです(笑)
なので、言葉が遅くて心配されている子供さんでも
きっと近いうちにうるさいぐらい話すようになりますよ。
ですから、子供の言葉が出るのが遅くても、
あまり心配しないでいつもと同じように、
たくさん話しかけてあげてください。
まとめ
いかがでしたか?
子供が言葉を話すのはいつからか、1人1人異なるんですね。
早く言葉を話してくれた方が周りの大人はうれしいですが、
なかなか話し始めない子供は、コップに言葉をたくさん溜めてるんだな~と、
考えてください。
そして話し始めた子にも、まだ言葉を出していない子にも、
周りの大人がたくさん言葉をシャワーのように浴びせてあげてください。
きっとすぐに、コップがいっぱいになりますよ。
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