子供の自閉症の種類と特徴的な症状ってどんなものがあるの?

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子供を持って初めて「自閉症」という言葉を知る人も多いと思います。


調べてみると、自閉症の特徴は、
どんな子供でも一部当てはまる部分があり、
もしかしたら自分の子供は自閉症かもと不安が過ぎりますよね。


自閉症はまだ解明されていない部分が多いですが、
同じ自閉症でも、特徴別に種類があります。

そこで今回は、
自閉症の種類とその特徴
について説明します。

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知的障害を伴う低機能自閉症


自閉症は、何らかの原因で脳の機能にトラブルが起きて発症しますが、
その中でも、知的障害を併発しているものが「低機能自閉症」です。

カナー症候群とも言われます。

子供の低機能自閉症の特徴としては、
知能指数が平均値より低く、言葉の遅れがあり、
時には学習障害を併発することもあります



子供が著しく言葉に遅れがあり、
それ以外にもいくつか自閉症の特徴が顕著に表れていると、
自閉症の種類の中でも、低機能自閉症を疑われることがあるかもしれません。



知的障害を伴わない高機能自閉症


自閉症は、何かしら知的な遅れがあるイメージが強いですが、
自閉症の種類の中でも、
「高機能自閉症」は知的な遅れが全くない自閉症です。

別名、アスペルガー症候群
こちらの方が、耳覚えがあるかもしれません。


子供が高機能自閉症だった場合、
幼少期は育てにくいなどの特徴があったとしても、
健診で問題なしと言われ、
子供が成長してから、人間関係を築くのが困難になり、
初めて高機能自閉症を疑う事も多いそうです。
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今でこそ認知度が上がってきましたが、
子供の頃から人とのコミュニケーションに問題があると自分で感じて苦しみながらも、
それがどうしてかわからないまま過ごし、
大人になってから、高機能自閉症の存在を知り、
自ら受診し、診断されることも珍しくありません。


知的な遅れが伴わないからこそ、
自閉症の種類の中でも早期発見が難しいものです。



特定の分野で優れた力を発揮するサヴァン症候群


自閉症の種類には、
知的な遅れを伴うものとそうではないものがありますが、それには関係なく、
ある特定の分野で通常に人には決してできないような、
優れた超能力を発揮する自閉症
があります。

そのような自閉症は、「サヴァン症候群」と呼ばれます。


テレビでサヴァン症候群の人が紹介されることもありますよね。

私は以前テレビで、自分が一度読んだ本は全て記憶してしまうという人を観ました。

また、様々な音楽をやはり一度聞いただけで覚えてしまい、
楽譜を読むことなく、自分でアレンジして即座にピアノで演奏してしまうという人もいました。

色々な種類の自閉症の中でも、
このように、通常の人には絶対なし得ない優れた能力を発揮する人がいます。

サヴァン症候群に入るかどうかはわかりませんが、
子供が数字やひらがなを、とても早い時期から強い興味を示し、
与えたら与えるだけ覚えてしまうと思ったら、自閉症だったという話もあります。



まとめ


自閉症は、まだ謎の部分が多い発達障害です。

同じ自閉症でも種類があり、それぞれのタイプ別に対処法も変わってきます。


子供が自閉症かどうかは別として、
育児に困難さを感じたり、子供の発達に不安があったりする時は、
一人で抱え込まず専門機関に相談しましょう

私も第二子が言葉の発達がゆっくりで、
現在自治体の発達相談を受けながら楽しく育児をしています。

他者に協力してもらい、自分が正しい知識を得ることで、
不安が軽くなり、子供への対処法も有効な手段を知ることができれば、
毎日の育児がきっとハッピーになりますよ。

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