イボと言えば、
皮膚の一部が盛り上がった状態のことを指す一般的な俗語です。
しかし、
イボにも様々な種類があり、
ウィルスが皮膚にもぐりこんでできるイボをウィルス性イボと言います。
ウィルス性イボは、
放っておくとどんどん広がるかもしれない厄介なイボ。
そこで今回は、
ウィルス性イボの原因と予防策
についてお話したいと思います。
スポンサードリンク
ウィルス性イボの原因はヒトパピローマウィルス
実は、私の小学2年生の娘がウィルス性イボになりました。
何回も皮膚科に通い続け、先日やっと通院終了したところです。
ウィルス性イボの原因について、
お医者様からは、
「お友達にイボのある子はいないかな?
皮膚に小さな傷があると、お友達のイボが遷ることがあるよ」
と説明を受けました。
娘はまだ小学2年生なので、
友達の細かいところまで見ておらず心当たりはないようです。
病院でのウィルス性イボの原因については、
このようにザックリとしたものでしたので、個人的に調べてみました。
ウィルス性イボの原因は、ヒトパピローマウィルス。
略してHPV。
女性ならば、
子宮頸がんの原因ウィルスとして知っている人も多いと思います。
このウィルスは、
種類も豊富で決して珍しいウィルスではありません。
でも、
時に悪さをすることがあるんですね。
ウィルス性イボの原因は、
HPVが皮膚の粘膜や細胞に感染することなのです。
肌が健康な状態でバリア機能が高ければ、まずHPVに感染することはないです。
しかし、
肌の表面が傷ついていたり、
アトピーや乾燥肌で表面がガサガサしてバリア機能が著しく低下したりすると、
HPVに感染し、ウィルス性イボになってしまうことがあります。
イボの形状は、HPVの種類によって異なるそうです。
ちなみに、
イボと名の付く皮膚病に水イボがありますが、
こちらの原因は伝染性軟属腫ウィルスで、
治療方法もウィルス性イボとは全く異なります。
そして、HPVはがんの原因ウィルスでもありますが、
ウィルス性イボの原因ウィルスとは異なるので、
ウィルス性イボができたからといって、
皮膚がんに進行するかもと心配する必要はないので安心してください。
ウィルス性イボの予防法
ウィルス性イボは、
原因がウィルスですので、放っておいてもなかなか治らず、
自分の肌の表面で感染が広がる可能性があります。
治療には長い時間がかかるし苦痛も伴うので、
できればウィルス性イボにはなりたくないですよね。
では、どのようにして予防するのかと言うと、
肌のバリア機能を高める事。
要するに、
肌の清潔を保ち保湿をすることです。
お風呂上りには、保湿剤でしっかり子供の肌を保湿してあげましょう。
ウィルス性イボかもしれないと思ったら
ウィルス性イボの原因はHPVウィルスですが、
このウィルスには様々な種類があり、
先に述べた通り、種類によってイボの形状も異なります。
娘にできたウィルス性イボは、左手の中指の爪の横でした。
最初「痒い」と言っていた娘。
娘はほぼ完治しているものの、アトピーで肌が弱いので、
見せてもらったのですが、最初は小さなポツンとした点でした。
なんだろう、暖かかったから虫さされかな?と様子を見ていたのですが、
徐々に点が盛り上がり、明らかに固くなってきたのです。
ここでやっとウィルス性イボかもしれないとピンときました。
私の姪っ子は、ウィルス性イボを放っておいたら、
手の甲に何個もできてしまい、治療が大変だったと聞いていたので、
慌てて皮膚科に連れていきました。
ウィルス性イボの詳しい治療法についてはこちら
↓
実録!ウィルス性イボになった子供の治療方法を紹介します
ウィルス性イボは、タコや魚の目とも酷似しており、
素人には診断が難しいです。
子供の皮膚に異常があったら、
念のため皮膚科に連れて行ってあげてくださいね。
この記事へのコメントはありません。