赤ちゃんは生後6ヶ月頃になると、離乳食が始まります。
そこで、気を付けなければならないのが
アレルギーです。
我が家の息子も、食物アレルギーです。
1歳頃の検査では、ゴマ・卵白・エビ・ピーナツ
と色々引っかかってしまいました( ;∀;)
正直結構、大変でした。
でも今年で7歳なんですが、
今ではアレルギーは「ゴマ」だけです。
ゴマはまだ除去ですが、それ以外の食材は
何でも食べれています。
そこで、実体験も踏まえて
赤ちゃんの離乳食の進め方と、
食物アレルギーかもしれないと思った時の対処法
をお話します。
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赤ちゃんの離乳食、初めての食材を与える時の注意点
赤ちゃんの離乳食で特に注意が必要なのは、
初めて食べさせる食材です。
特にミルク育児の場合は、
乳製品へのアレルギーはないということはわかっていますが、
それ以外の食材については、全く未知の世界です。
これが、母乳を与えている場合は、
母親が食べた食事成分が母乳にも出るので、
赤ちゃんは離乳食開始前から、
様々な食べ物の要素を体に取り入れているという事になります。
赤ちゃんに食物アレルギーがある場合は、
母乳の場合、一般的には離乳食開始前に
何かしら症状が出ることがあると言われています。
なので、
逆を言えば、母乳を飲んで赤ちゃんに変化がなければ、
母親が食べている食材は、
極度にアレルギーを起こす心配が少ないという事になります。
しかし、これも絶対ではありません。
我が家の息子は完全母乳で、
私は気にせず何でも食べていましたが
母乳の時には気づかなかったアレルギーが
離乳食をはじめたら色々で出てきてしまいました。
息子のアレルギーは比較的軽いものだったので
母乳ではあまり気づかなかったみたいです。
なので、ミルクでも母乳の赤ちゃんでも
離乳食の初食材は、慎重になった方が良いでしょう。
次のことに気を付けましょう。
★赤ちゃんに初食材の離乳食を与える時は午前中にしましょう。
赤ちゃんが強い食物アレルギーを持っていた場合、
食材を口にした直後に、赤い発疹や蕁麻疹が出たり、
嘔吐したりする場合があります。
このようにアナフィラキシーショックを起こした時、
病院が開いている時間だと安心です。
★赤ちゃんに初食材の離乳食を与える時は、1匙から始めましょう。
赤ちゃんに初めての食材をいきなり多く食べさせると、
アレルギーだった場合、症状が強く出てしまいます。
初めての食材は、1匙から始めましょう。
2日目は2匙、3日目は3匙で、
それで特に赤ちゃんの様子に変化がなければ、
この食材についてのアレルギーは心配ないと判断します。
目標は、赤ちゃんが1歳になる頃までに、
アレルギーではないと確信できる食材の種類を増やすことです。
赤ちゃんの離乳食にベビーフードは心配?
母親の味方、赤ちゃんの離乳食の手間を省いてくれるベビーフードですが、
ベビーフードの中には、様々な食材が混じっているものがありますよね。
まだ1匙も試していないものが入っていることも多いと思います。
アレルギーが起こったらどうしよう、と心配になりますよね。
この時、気を付けた方が良いのは、たんぱく質の成分です。
ベビーフードの中には、
卵や魚、肉類、大豆製品が入っている場合があります。
赤ちゃんのアレルギーで、
野菜に重大なアレルギー症状が出ることは稀ですが、
たんぱく質、特に卵については、注意が必要です。
神経質になる必要はありませんが、
肌状態が悪い赤ちゃんはアレルギー因子を持っていることも多いので、
ベビーフードでたんぱく質が入っているものは、
その食材は個別に試した後に与えた方が安心です。
赤ちゃんに離乳食をあげたらアレルギー反応っぽい症状が出た時は
赤ちゃんに離乳食を食べさせたら、
吐いたり、湿疹が出たりして、アレルギー反応のような症状が起きた場合は、
念のため、その食材を与えるのはストップし、
まずはかかりつけ医を受診しましょう。
赤ちゃんにとって離乳食は大切な栄養源です。
親の自己判断で、アレルギーかもしれないと、
一切その食材を与えないというのは、
栄養バランスを崩す原因になってしまいます。
私の娘は、アトピーですが、肌の湿疹の状態を診て、
1歳になるまでは、医師の指導の下、卵除去を行っていました。
その後、結局娘の湿疹は食物アレルギーではないだろうと医師が判断し、
それから少しずつ卵を与え、何の問題もなく今は食べています。
その時、医師から言われたことは、
「大切なのは、アレルギー症状が出てしまう食材を避けることで、
心配だからとあれもこれも避けるのは良くない」
ということでした。
まとめ
赤ちゃんの離乳食は、難しく考える必要はありませんが、
場合によっては、医師と相談しながら進めなければならない事もあります。
赤ちゃんに離乳食でアレルギーのような症状が出て心配な時は、
まずは、本当にそれがアレルギー性のものなのかをはっきりさせるためにも、
病院を受診することが大切です。
例え赤ちゃんにアレルギーがあっても、
医師の指示どうり除去したり対策をとっていけば、
成長と共に治っていくという場合も多々あります。
最初に書きましたが、
我が家の息子も赤ちゃん時代は、
卵白・エビ・ピーナッツ・ゴマとたくさんアレルギーがありましたが、
今ではゴマ以外はすべて治りました。
心配な部分はしっかり解決して、
赤ちゃんと食事を楽しんでくださいね。
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