激しい嘔吐を繰り返し、酷い下痢の症状が出るノロウィルス。
家族でノロウィルスの感染者が出た場合、
最も気を付けなければならないのが、家族内での二次感染。
ノロウィルスの二次感染を防ぐためには消毒が大切です。
では、ノロウィルスの消毒はどのように行えば良いのでしょう。
そこで今回は、
ノロウィルスの消毒は市販品で対応可能な方法
はあるのでしょうか?
調べてみました。
スポンサードリンク
ノロウィルスの消毒液の作り方
ノロウィルスを消毒するためには、
次亜塩素系ナトリウムが有効。
ノロウィルスにアルコールは効きません。
家庭で簡単にノロウィルスの消毒液を作る方法があります。
市販品で簡単に手に入る、次亜塩素系ナトリウムの漂白剤を薄めるだけ。
最もメジャーなのは、キッチンハイターです。
ノロウィルスの消毒に必要な次亜塩素系ナトリウムの濃度は、
嘔吐物が付着した場所は0.1%、
それ以外の、手で触れるような場所の消毒は0.02%です。
市販品のキッチンハイターなどの次亜塩素系ナトリウムの濃度は約6%。
なので、
500mlのペットボトルに5ml入れて混ぜれば0.1%になり、
それを更に5倍に薄めることで、0.02%の消毒液を作ることができます。
家にキッチンハイターなど、漂白剤が常備されている家庭は多いですよね。
家族の誰かが急に嘔吐した場合は、
念のためノロウィルスを疑って、消毒すると安心です。
ノロウィルスの消毒液は市販品にもあります
ノロウィルスの消毒液は自宅で簡単に作れますが、
市販品にもいくつか商品があります。
★ノロキラーS
ノロウィルスだけではなく、インフルエンザや大腸菌にも対応可能な消毒液。
食品添加物に使用される次亜塩素系ナトリウムを使用、
弱酸性かしてあり、体にも優しい消毒液で、
スプレー状になっていて、使い勝手が良いのでオススメです。
★ノロキンクリア
アルコールがプラスされ、使用用途が広がった消毒液。
ノロウィルスなどのウィルスだけではなく、細菌やカビにも除菌効果があります。
布用、トイレ用と、用途によって濃度が違う商品に分けられているので、
両方購入しておくと安心です。
★バスタークリーン
商品名に「ノロ」が入っていないので見過ごしがちですが、
次亜塩素系ナトリウム性の消毒液で、もちろんノロウィルスにも対応しています。
家の中の除菌や消臭剤としても、気軽に使用できる安心仕様です。
ノロウィルスに対応した消毒液の市販品は、
価格も手ごろなので、いざと言う時の為に、常備しておくと安心ですよ。
ノロウィルスの感染予防策
ノロウィルスの二次感染を防ぐために、消毒することが大切ですが、
やはり、手洗いうがいの徹底が基本です。
特に手洗いは丁寧に行う事で、ノロウィルスを洗い流すことができるので、
こまめに行いましょう。
また、
ノロウィルスの消毒は市販品でもできますが、
もしも、カーペットや絨毯に嘔吐してしまった場合は、
アイロンでも殺菌することが可能です。
熱に強い素材ならば、嘔吐物を処理した後に、
アイロンを2分間押しつけましょう。
ノロウィルスは熱に弱いので、アイロンの熱で死滅します。
ノロウィルスは本当にしんどいですよね。
特に大人の方が症状が強く出ることが多く、潜伏期間も短いので、
子供の看病をしている途中で自分が二次感染して発病することもあり、
そうなったら二重の苦労です。
しっかり消毒して、二次感染を防いでくださいね。
この記事へのコメントはありません。