皮膚の一部が固く盛り上がってできるウィルス性イボ。
原因がウィルスですので、
しっかり治療しなければ、治らないどころか広がる心配もあります。
子供のウィルス性イボの原因についての記事はこちら
↓
子供にウィルス性のイボが!!原因って何なの?
ウィルス性イボの治療は、子供にとってはすごく苦痛を伴うもの。
私の子供はウィルス性イボになってしまい、
皮膚科に何度も通う事になってしまったのですが、
我慢強い子供が挫けそうな程、ウィルス性イボの治療は痛いのです。
そこで今回は、
子供のウィルス性イボはどんな治療なのか、
どれくらいの期間がかかるのか
実体験を踏まえて、お話します。
スポンサードリンク
子供のウィルス性イボの皮膚科治療は液体窒素でジュッ!
ウィルス性イボの原因は、皮膚の一部にウィルスが感染する事です。
そのため、ウィルスを殺さなければならないのですが、
飲んだら一撃という、画期的な飲み薬はありません。
そのため、
外側からウィルスをやっつける必要があります。
具体的に、ウィルス性イボの治療はどうやるのかと言うと、
液体窒素を綿棒のようなものにたっぷり湿らせて、
ウィルス性イボの患部に押し付けるのです。
凍結してウィルスをやっつけるということですね。
この液体窒素、沸点は-196℃。
冷たいのを通り越しています。
それをウィルス性イボに押し付けるのですから、
イボが壁になっているとしても、痛いのは当然。
ウィルス性イボの治療は、子供には物凄く苦痛なのです。
私の子供は痛みには案外強い方で、
以前水いぼになったとき、皮膚科で何十個も潰しましたが、
「全然痛くないよ」と言って、平然としていました。
その子供が、顔をしかめてじっと耐え、
治療が終わり、診察室を出ると「痛い痛い」と愚痴りまくっていました。
私も横でウィルス性イボの治療を子供が受けているのを見ていましたが、
ジュッと音がするくらいなので、
相当痛いのだと思います。
子供のウィルス性イボの治療期間
ウィルス性イボの治療は、液体窒素でイボを凍結させる事ですが、
1回ではウィルスは死滅しません。
そのため、
1~2週間に1度通院し、
その度に、ウィルス性イボの液体窒素治療を行う必要があります。
ウィルス性イボの治療は、痛みを伴い子供にはとても辛いもの。
どれくらいの期間続くのか、気になりますよね。
お医者様に聞いてみたところ、
皮膚疾患はウィルス性イボに限らず、
皮膚が異常だった期間の倍を想定しているとのことでした。
患者の中には、足の裏にできたウィルス性イボの治療に、
なんと8ヶ月を要したという人もいるのだとか。
私の子供の場合は、
皮膚科に連れてくるまで恐らく1ヶ月前後でした。
ということは、2ヶ月前後かかると言うことです。
はぁ~、長いなぁ、しんどいな~と思いましたが、
お医者様の言う通り、通い始めて2ヶ月で、
「とりあえず通院おしまい」という話になりました。
ウィルス性イボは放置すると、
皮膚の奥までウィルスが潜り込んでしまい、治療期間も長くなります。
子供の為にも、気付いたら、早めに皮膚科を受診してくださいね。
ウィルス性イボはしつこいんです
ウィルス性イボの治療を進めると、
ある日、イボがポロッと取れてしまいます。
これは、
ウィルスが死滅し表面のイボの部分が皮膚から剥がれてしまうということです。
ウィルス性イボが取れた下からは、奇麗な皮膚が現れます。
だけど、ここで安心してはいけません!
ウィルス性イボは、
一度取れたくらいでは完治しないしつこい皮膚疾患。
私の子供の場合は、ウィルス性イボの治療を進めて、
3回表面のイボが取れたのですが、
1回目は、とれたイボの下の皮膚はまだ固くて、
素人でも完治していないことがわかりました。
2回目は、奇麗な皮膚が見えたので、
ウィルス性イボの治療もこれで卒業かもと子供と喜んだのですが、
お医者様がルーペで観察すると、
まだ中心部に僅かにウィルスが残っていました。
3回目に取れた後の受診でようやく、
「とりあえず大丈夫。でも異常があったらすぐに来て」
と言われ、しかも念のため最後の液体窒素治療を受けました。
ウィルス性イボは、一見完治したように見えても、
生きたウィルスがまだ皮膚に残っている可能性があります。
その場合、
治療を止めてしまうと再びウィルスが活性化。
ウィルス性イボが復活してしまうのです。
これでは、痛み損ですよね。
ウィルス性イボは素人の自己判断はとっても危険。
お医者様に「大丈夫」と言われるまでは、通院を続けてくださいね。
この記事へのコメントはありません。