子供の大学準備費用、貯金はどれくらい必要なの?

この記事は3分で読めます

子供には自分で人生を選択して欲しい。

その選択肢を広げるためには、
今の時代大学に通うことは必須条件とも言えます。


もちろん、子供の目指すものが大学を必要としなければ、
無理に入学させようとは思わないのですが、
費用の準備だけはしておいた方が良いですよね。


でも、
住宅ローンもあるし、子供の大学準備費用は、
小さなころからコツコツと貯金しないと間に合わなそう!

では、
子供の大学準備の費用、どれくらい貯金すればひとまず安心?
ちょっと調べてみました。

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子供が大学に通う4年間にかかる費用


子供の大学費用に必要な貯金の額を知るためには、
4年間大学に通った時に必要な学費を知るのが第一ですよね。

平成27年に、日本政策金融公庫が教育費負担の実態調査を行ったのですが、
それによると、医学部や薬学部など6年制ではなく、普通の4年制大学の費用は、
下記の通りとなりました。

国立大学   458万円(入学費用819000円、在学費用3756000円)

私立大学文系 676万円(入学費用1067000円、在学費用5688000円)

私立大学理系 818万円(入学費用1060000円、在学費用7120000円)
(注意:入学費用には、受験費用・学校納付金・入学しなかった学校への納付金含む)
daigaku_toudai
ひえ~(;゚Д゚)
国立大学でも年間100万円以上かかるってことですね。

私立で、しかも理系だった場合は、その倍近くになります。



子供が大学に通う為に必要な学費以外の費用


先に挙げた金額は、子供が大学に通う為だけにかかる費用。

子供の大学に関係する費用はこれだけではありません。

・大学受験のための塾、予備校代

・センター試験検定料

・私立大学の受験料

・大学の願書代

・地元から遠い大学を受ける場合は、受験時期の滞在費や交通費

・地元を離れる場合は大学に通っている間の子供の生活費


結構色々と費用がかかりますね(;^ω^)


ここで私が最も気になるのは、やっぱり予備校や塾の金額。

子供が大学受験をする場合は絶対通うことになるからです。


文部科学省が平成26年度に行った子供の学習費調査では、
大学受験の年となる高校3年生の塾、予備校にかかる費用は、
公立高校で約130万円、私立高校で約200万円という結果でした。

不思議ですよね。

私立高校の方が受験にも手厚く対応してくれそうなのに、
大学受験にかけると思われる塾の費用が、公立の倍近い金額なのですから。


やはり、
私立に通う子供の家庭は裕福層が多いということでしょうか…。

親の財力が子供の学力を左右する時代だということを、
親自身がしっかり自覚する必要がありそうです。



子供の大学費用、安心できる貯金の目標額は?


いろいろと調べましたが、
とにかく、子供の大学に関係する費用は莫大だということが解りました。


一人暮らしするかどうかはわからないので、生活費はとりあえず除外するとして、
子供の大学受験費用と在学中にかかる費用は、ざっくりと計算すると、
800万円~1000万円はかかると思っていた方が良さそうですよね。


受験のための費用も含めているので、
高校3年生から大学を卒業するまでの5年間かかる費用と見越して、
これを5で割ると、1年で160万円~200万円。

超どんぶり勘定ではありますが、
子供が高校3年生から大学卒業するまでの5年間、
費用はこれくらいかかるという前提でいた方が良さそうです。



我が家は普通のサラリーマン世帯で、しかも住宅ローンも支払っているので、
ぶっちゃけ毎年学費だけでこれだけの出費を補う収入はありません…。

ということで、
やはり子供が小さなうちからコツコツと貯金が必要ということですね。
money_chokinbako

とりあえず、我が家では子供の大学費用の貯金目標額は、
500万円に設定しておこうと思います。


私には子供が二人いますが、
どちらも満期で200万円の学資保険に加入しているので、
残りの300万円が別途子供の大学費用の貯金として必要ということ。


莫大な金額のように思えますが、
自治体からの児童手当は中学生まで入ってくるので、
これを全部貯めれば、約200万円になります。


残り100万円は、出産祝いや入学祝など、
子供に頂いたお祝い金をしっかり貯金しておけば大丈夫そう。


おお!意外となんとかなりそうですよ(^_-)-☆


急にこれだけの大金は用意できませんが、
子供が成長するまでコツコツと貯金すれば大丈夫そうです!



まとめ


子供の大学費用は、
800万円~1000万円はかかると思っておいた方が良いでしょう。

それを前提に、どれくらい貯金が必要かしっかり考えて、
子供が小さなときからコツコツと準備をしていきましょう。

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