ロタウィルスは、胃腸炎の症状が辛く、
特に乳幼児が罹りやすい病気です。
乳幼児はちょっとしたことで胃腸炎に似た症状が出ることがありますが、
ロタウィルスの場合、幼児の症状にどんな特徴があるのか
調べてみました。
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ロタウィルスの症状、幼児の場合
ロタウィルスに感染すると、
2日前後の潜伏期間を経て発症します。
・嘔吐
ロタウィルスに感染すると、
突然吐いたり、1日に5~6回嘔吐したりするなど、
強い症状が出るケールが多いです。
・下痢
下痢もロタウィルスの代表的な症状です。
母子手帳で写真がついている自治体も多いと思うのですが、
白っぽい下痢や、水下痢になることがあります。
下痢で、且つ便の色が白っぽい時は、ノロウィルスの可能性大です。
・発熱
ロタウィルス発症の初期段階で発熱する場合があります。
発熱は1日で解熱することが多く、
また、39度前後と、あまり高熱になることはありません。
ロタウィルスの代表的な症状はこの3つ。
特に2歳未満の幼児が罹りやすい胃腸炎です。
ロタウィルスの症状で幼児が最も気を付けること
ロタウィルスの代表的な症状は、
先に述べた通り、激しい嘔吐下痢、そして場合によっては発熱です。
体の小さな幼児がロタウィルスに感染した時、
最も気を付けなければならないのは、脱水症状。
激しい嘔吐と下痢で体の水分がどんどん奪われていってしまいます。
対処法としては、
吐き気が治まったら少しずつ水分を飲ませること。
あまりにも嘔吐ばかりで、水分を少し口に入れただけで再び嘔吐し、
長時間全く水分をとれない場合は、子供の様子を良く観察してください。
・唇がカサカサしている
・舌が白っぽい
・目の周りがくぼんでいるように見える
・ぐったりとしていて全く元気がない
・肌全体が乾燥し張りが感じられない
・おしっこが出ない
このような症状がある場合は、直ちに病院を受診しましょう。
酷い脱水症状は、子供の命に関わることもあるのです。
幼児のロタウィルスの症状はいつまで続く?
大人の場合、ロタウィルスやノロウィルスなど、
感染性胃腸炎になった場合は、強い症状が出ても1~2日で落ち着くことが多いです。
しかし、
幼児は大人と比べて症状は激しくないものの、
その分長期間続いてしまいます。
平均的には、ロタウィルスの症状である嘔吐下痢が落ち着くまで、
個人差はありますが、幼児の場合は1週間前後かかるそうです。
ロタウィルスは乳幼児期に最も罹りやすいと言われる胃腸炎。
その特効薬はなく、安静にして自然治癒するのを待つしかありません。
子供がロタウィルスに感染してしまったら、
症状に合わせてケアをし、脱水症状に気を付けてあげましょう。
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