小学生になると塾に通い始める子供も増えていきます。
そして、
学年が上がるにつれ塾に通う子供の割合も増えます。
そこで気になるのが小学生の塾の費用です。
相場はあるのでしょうか?
そこで今回は、
小学生の塾の費用とその相場
についてお話したいと思います。
小学生が通う塾の種類
小学生の塾と言っても何を目的とするかで、
内容も費用の相場も全く変わってきます。
小学生が通う塾は大きく分けると、
・学習サポート系
・中学受験専門系
の2種類に分かれます。
学習サポート系は、
学校の授業の復習、あるいは予習と、
応用問題などを掘り下げて学ぶ塾で、
公文や学研教室などがこれにあたります。
中学受験専門系の塾は、
その名の通り中学受験をする小学生の為の塾です。
大手では、早稲田アカデミー、日能研、栄光ゼミナールなどが有名です。
小学生の学習サポート系塾の費用相場
小学生の学習サポート系の大手塾の費用相場を紹介します。
★公文
入会金:なし
月謝:1教科につき6,480円(1教科当たりの学習時間は30分で、週2回)
教科は国語、英語、算数(数学)の3つです。
例えば3教科全部受けた場合、30分ずつ連続で合計1時間半学習時間となり、
それを週2回行います。
月謝は6,480円×3教科なので、19,440円となります。
★学研教室
入会金:5,140円
月謝:国語・算数の2教科セットで8,230円(学習時間1時間で週2回)
その他、小学英語コースや、科学実験教室もあります。
小学5年生になると、国語、算数、理科、社会の4教科コースも加わります。
小学生の学習サポート系の塾は、
大手ばかりではありませんが、
費用の相場としては、
1教科当たり月謝で1万円以下のところが殆どです。
小学生の中学受験専門系塾の費用相場
小学生の学習サポート系塾の費用相場は、
1万円以下と手に届きやすいですが、
中学受験専門系塾の場合は大幅に上がります。
しかも、
学年が上がるにつれ上昇していきます。
例えば、
小学生が通う中学受験専門系塾の大手、日能研の場合は、
本格的に受験勉強を始める学年が増える4年生からは、
4科目コースが始まります。
日能研の場合、学年が上がるにつれ塾の授業時間も増えますが、
月謝だけをピックアップしても、
4年生 20,520円
5年生 25,272円
6年生 30,132円(Mクラスの場合は40,824円)
となります。
中学受験専門系塾の場合、月謝以外にかかる費用も多いです。
定期的に受けるテストの受験料、
夏期講習や冬期講習、テキスト代などが加わります。
これらを全部合算すると、
小学生6年生ではなんと1年間の塾の費用は100万円以上
になってしまいます。
しかし、
日能研が特別高いわけではありません。
中学受験専門系の塾は、
どこへ行っても全力で取り組んだ場合、
100万円前後というのが費用相場なのです。
皆、子供の為にと一生懸命費用を捻出するのでしょうが、
ド庶民の私は費用を見ただけでため息が出てしまいます。
小学生が通う塾は、千差万別です。
大手、個人、学習サポート、中学受験専門、色々あります。
地域によっても、差が大きいので、
塾を探す時は、体験学習などを利用して直接訪れ、
わからないことは率直に聞いてしまうのが一番の近道です。
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