最近の小学生は生理が来るのが早い子が多いと、
良く耳にしませんか?
もし我が子に早めに生理が来ても、
「最近の子だから早い」で
片付けられがちですが、
実は中には重大な病気が隠れている可能性も
あるそうです。
最近我が家の小学2年生の娘も
胸が少し膨らんできたような気もするので
他人事ではないと思って、
小学生で生理が早くくる原因の病気について
調べてみました。
生理の前兆や準備はこちら
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生理(初潮)を迎える平均年齢は
初めて生理がくることを「初潮(初経)」といいます。
初経を迎える年齢は低年齢化し、
最近では初経は小学生で迎える
場合が多くなっています。
初経の平均年齢は12歳です。
ほとんど10歳~14歳で起こるようです。
遅くても16歳までに起これば心配ないと言われています。
一生の生理の回数は約450回と言われています。
初潮はその大切な記念すべき1回目ということです。
初潮が早く来たら
最近の小学生は生理が早いと言っても、
9歳以下で初経になることを「早発月経」
と言い、婦人科系の病名が付いています。
早発月経の原因
早発月経の原因で最も多いものは、
性機能を司る中枢である
間脳の視床下部の異常です。
早期に脳下垂体刺激ホルモンを分泌するようになり、
そのため卵巣機能が早期に促進されることです。
しかしその原因は解明されていません。
ホルモンの関係により身長が伸びなくなる小人症などの
病気の原因になることがあります。
そのほかに、脳腫瘍や脳下垂体の腫瘍、
脳の外傷により卵巣刺激ホルモンが分泌される
などの原因も考えれれます。
早発月経の兆候
早発月経の場合、
生理だけが早く始まるということは少なく、
乳房発育が7歳未満から始まる、
9歳未満で恥毛の発毛が始まるなど
いずれかの早発思春期反応も見られることが多いです。
早期月経の対策
10歳未満での出血があれば、
外傷により一度きりでないかを確認して、
乳房・恥毛の状態を見て早発思春期の可能性があるならば、
専門医の診察を受けてください。
治療としては、
骨の成熟を遅らせ身長を伸ばすことを目標として、
脳下垂体機能を抑制して
女性ホルモンを下げる薬剤による治療を行います。
また脳腫瘍など他の原因が考えれる場合はそれらの治療を行います。
初潮がきただけで、他の早発思春期の症状がない場合は
経過を観察するだけでも良いでしょう。
でも心配なら一度専門医の診察を受けたほうが安心ですよね。
思ってるより早く初潮が来ると親はびっくりして焦って
しまうと思いますが、子供に動揺を与えないようにこういう情報を
頭に入れておいたら適切に対応できますよね。
何事も早めに治療をはじめるに越したことはないですからね。
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