のんびり過ごした幼児期が終わり、
子供が小学生になると、「勉強」という新たな試練が始まります。
自分の子供が勉強をできるかできないかは、
親としてとても気になりますよね。
では、
小学生が勉強をできない時は、
親は何をするべきなのでしょうか?
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小学生の勉強は学校と宿題が基本です
最近の小学生はとても忙しいですよね。
昔と違い、週5日制なので1日の授業時間が増えました。
帰宅しても、習い事が待っています。
更には、宿題がある習い事だと、それにも追われます。
その上、
自主的に家庭学習で予習や復習をしなければならないとしたら…。
大人の私だって、しんどいと思ってしまいます。
中学受験を視野に入れるなど特別な場合は別として、
小学生の間は、勉強は学校の授業と宿題が基本です。
小学生で勉強ができないからと、
あれもこれもと大量にノルマを課す方もいるかもしれません。
しかし、
大切なのは、子供が学校で授業をしっかり聞く事と、
宿題をきっちりやり、親がしっかり見直しし、
子供が理解できていないところを確認して一緒に解決していくという事です。
では、そのためには、どのようなフォローが必要なのでしょうか?
小学生にとって最も重要なのは規則正しい生活です
小学生の勉強と規則正しい生活、
一見関係ないように思えるかもしれませんが、
まだ成長途中の子供にとって、正しい生活リズムは何より大切です。
・早寝早起き
・充分な睡眠時間
・バランス良い3度の食事と適切な食事時間
・適度な運動
この4本の柱をしっかり立てることが重要です。
早起きし、きちんと朝食をとることで、日中意欲的に活動できます。
充分な睡眠をとることで、授業中集中して先生の話を聞く事ができます。
睡眠と栄養が満たされているからこそ、活発に体を動かすことができ、
程良く体と頭が疲れた状態で、早く就寝し、質の良い睡眠が得られます。
そして、
人間は夜の睡眠で記憶の整理をし、定着させていくのです。
ちなみに、個人差はありますが、
子供が10歳になるまで必要とする睡眠時間は、
1日10~11時間と言われています。
小学生になって子供が勉強できないと、
親としては子供のことを大切に思うからこそ心配しますよね。
時には、睡眠時間を削って勉強させようとするかもしれません。
しかし、結果としてそれが遠回りになってしまう事があります。
まずは、子供が日中充分活動できるように、
生活リズムが整っているのか、
予定を詰め込み過ぎていないかを見直してみましょう。
小学生の宿題は子供の理解度を親が理解する大切な機会です
小学生の宿題は、子供はもちろん、親にとっても重要な存在です。
宿題は学校の授業に連動して、習ったことを復習する形で出されます。
この宿題を小学生の子供がどれほどできるか、できないかで、
親は子供の理解度を知ることができます。
宿題は必ずチェックしましょう。
そして、間違っている場所、理解できていない場所は、
その日のうちに一緒に解決することが大切です。
「この問題が間違ったから、同じような問題をたくさんやらせなければ」
と思うかもしれませんが、
まずは宿題の内容を完全に理解することが大切です。
そして、それは簡単なようでなかなか難しいです。
小学生で勉強ができないタイプの子供は、
宿題1枚やるだけでも大変な仕事なのです。
そこへ、更に「できないから」と家庭学習を増やすと、
集中力は続かず、辛い時間だけが増えてしまいます。
欲張らず、少しずつ、1つ1つ確実に身につけていくことが大切です。
小学生の勉強は生きていくために必要な知識
勉強って、やっぱり大好きな人は少ないのではないかと思います。
何を隠そう、私は勉強が大嫌いです。
小学生の内は、4月生まれということもあり、特に苦労なくできました。
中学生でも、まぁまぁできました。
だから進学校に行き、そして大きく躓きました。
「勉強、嫌だ、面倒、苦痛」
そんな気持ちで高校時代を過ごしました。
お恥ずかしい限りです(;・∀・)
この勉強に対する負の感情は、勉強を更に不得意にしていきます。
そして、勉強への負の感情は、押し付けられると、更に大きくなります。
何かを知ることは、本来楽しいことのはずなのに。
小学生の勉強は、大人になった今でも生活に密着したものばかりです。
勉強と言うと、テストの点数を良くするためにするというイメージがありますが、
生活を便利にし、楽しくするものなのです。
そして、自分の将来の可能性を広げるものでもあります。
だけど、
子供に勉強の本当の意味を自ら理解するのは困難です。
だからこそ、親が勉強のイメージをプラスの方向へ持ち上げ、
「知ることは楽しい」
「あなただってできる」
という事を子供に伝えることが大切です。
小学生は、まだまだ成長途中です。
長い時間をかけて、少しずつ学ぶ手伝いをしてあげてくださいね。
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