せっかく宿った命を、
何らかの理由で
お母さんの体から引き離さないといけない
流産手術。
女性にとって
こんな辛く悲しい手術は
ないと思います。
流産手術の記事はこちら
手術後に気をつけることはこちら
様々な原因や理由によって行われる流産手術ですが、
実際、費用はいくらぐらいかかるのでしょうか?
健康保険は適用されるのでしょうか?
今回はそんな
流産手術にかかる費用。
健康保険は適用されるのかどうか?
について調べてみました。
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流産手術とは
流産手術とは
大きく分けて2つあります。
1つ目は、
繋留流産や不全流産など、
すでにお母さんの体内で
赤ちゃんが死亡している場合の
流産手術です。
2つ目は、
何らかの理由により
産むことのできない赤ちゃんを
生きている状態で、
お母さんの体から
取り出す人口中絶手術です。
流産後の流産手術の場合
流産後の流産手術の場合は、
子宮内感染などの二次症状を引き起こすリスクがあるため、
必要な治療行為であると見なされ、
健康保険が適用されます。
ですので、
3割の自己負担で
手術をうけることができます。
流産手術の費用は、
それぞれの病院によって異なりますし、
日帰りや入院によっても違ってきます。
相場としては、1万~5万円くらいです。
私の場合は、
1回目と2回目は同じ病院で
日帰り手術でした。
実際にかかった手術費用は
1回目は14,300円
2回目は14,800円
でした。
3回目は違う病院での
日帰り手術でした。
実際にかかった手術費用は
21,420円でした。
人口中絶による流産手術の場合
人口中絶による流産手術の場合は、
自己都合によるものなので、
自由診療となります。
自由診療とは、
健康保険の適用外となる診療行為
のことです。
ですので、
人口中絶の流産手術は
全額自己負担となります。
実際にかかる費用は
病院によってはもちろんですが、
中絶手術を行う時の
週数によっても大きく異なります。
妊娠11週6日までの中絶は
「初期中絶手術」と言われ、
流産の手術と同じような手術方法になります。
初期中絶手術の費用の相場は
7万~15万円くらいになります。
妊娠12週以降~妊娠21週6日までの中絶は
「中期中絶手術」と言われています。
妊娠22週以降はいかなる理由があっても
人口中絶手術はできません。
中期中絶手術は、
薬で陣痛を起こして
お産のように産みおろす方法が
多いです。
その為、
入院期間も長くなる為
かかる費用の相場は
20万~45万円とかなりの高額になります。
週数や赤ちゃんの大きさ、
病院によって金額は変動しますので、
必ず事前に確認してください。
まとめ

流産後の流産手術は
保険適用。
人口中絶による流産手術は
保険適用外。
このように、
流産後の流産手術と人工中絶手術では
費用が大幅に変わります。
もし、
何らかの理由で人口中絶手術を
受けないといけない場合は、
出来るだけ早い週数で手術を受けることが
費用的にも母体への負担の観点からも望ましいですね。
あと、
流産による流産手術の場合は、
医療保険や生命保険に入ってると
流産手術の場合は、給付金が出ることが
あるので是非確認してみてください。
もちろん人口中絶手術では
保険金はおりません。
ちなみに私の入ってる医療保険では
女性疾患の特約も適用されて、
1回の流産手術で20万の保険金がおりました。
保険金がおりたからといって、
流産の悲しみがなくなるわではありませんが、
そのお金で次の妊娠に向けての検査や治療をしたり、
気分転換に旅行などに行って、
心と体を休めてあげるのかも
いいかもしれませんね。
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