「イースター」って知っていますか?
私は名前はなんとなく聞いたことがあるのですが、
あまり何のイベントかよく知りませんでした。
去年の春、ディズニーランドに行った時に
ちょうど「ディズニー・イースター 」の期間で、
パーク内のさまざまな場所にディズニーのキャラクターの
イースターエッグがあったり、パレードもイースターに
ちなんだパレードだったりとディズニーランド全体が
イースター一色でした。
娘も息子も可愛いイースターエッグに大興奮で
パーク内のいたるところに隠された
イースターエッグのなかから、「正解のタマゴ」を見つけ出す
「エッグハント・イン・東京ディズニーランド」も参加したりしていました。
娘が先日「ディズニーのイースター楽しかったからまた行きたい。」
と言い出し、ついでに「ところでイースターって何?なんで卵なの?」
と聞いてきました。
正直イースターって何なのか知らないので答えれませんでした。
そこで、
イースターの意味って何?
イースターエッグは何の為?
について調べてみることにしました。
スポンサードリンク
イースターの意味は?
イースターとは、十字架にかけられて亡くなった
イエス・キリストが3日後に復活した日を記念する日です。
イースター(Easter)は英語での呼び方で、
日本語では復活祭と言います。
クリスマスはキリストの産まれた日で、
イースターはキリストが復活した奇跡の日ということで、
キリスト教にとってはクリスマスとともにイースターは
最大の祝日なのです。
欧米ではクリスマスよりもイースターのほうが
重要視されているとも言われています。
イースターっていつ?
イースターの日付はクリスマスと違って
毎年変わります。
イースターの日は
「春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日」
と定められているからです。
またキリスト教でも西方教会と東方教会といった教会の
宗派により、使う暦が違う為イースターの日にちが
違います。
2018年 西方教会4月1日 東方教会4月8日
2019年 西方教会4月21日 東方教会4月28日
2020年 西方教会4月12日 東方教会4月19日
イースターエッグの意味は?
イースターエッグとは、イースターを祝うために
殻に色を塗るなどして飾り付けたゆで卵です。
イースターエッグは「イースター・バニー(うさぎ)」が
運んでくると言われています。
何故エッグ(卵)なのかというと、
イエス・キリストが死から復活したように、
卵は不動の期間を経てひよこという新たな命が
卵の殻を破って出てくることから、
卵は死と復活、生命のはじまりを象徴する物と
考えられているからです。
また、イースターエッグを運んだのが何故うさぎなのかと言うと、
うさぎは子沢山のことから、古代より
繁栄・生命・豊穣の象徴とされてきました。
こうした理由から、エッグ(卵)とバニー(うさぎ)が
イースターのシンボルとなったのです。
イースターは何をするの?
イースターはクリスマスと同様に
家族でご馳走を食べてお祝いします。
子供達にとって最も楽しみなのが、
エッグハントとエッグロールです。
エッグハントはカラフルに染められたイースターエッグを
庭などに隠して探す遊びです。
エッグロールはイースターエッグを
殻を割らずに転がす遊びです。
あとはイースターエッグをスプーンにのせ、
落として割らないように気をつけながら、
誰が一番にゴールするかを競う
「エッグレース」
もあります。
イースターに由来するもの
モアイ像で有名な「イースター島」ですが、
この名前がついたのは、キャプテン・クックが
ちょうどイースターの日にこの島に到着したから
と言われています。
日曜日が休みになった起源も
イースターからと言われています。
キリスト教徒は昔、週の最後の日である土曜日を休みにしていましたが、
イエス・キリストがよみがえった日曜日を「主の日」と呼んで、
仕事を休んで礼拝のために集まるようになったそうです。
日本ではあまり馴染みのないイースターですが、
イースターエッグを子供と一緒に作ったりしたら
子供が喜びそうですよね。
キリスト教徒ではありませんが
外国の風習に触れる機会ということで
今年は我が家でもイースターのお祝いをしてみるのも
いいかもしれませんね。
この記事へのコメントはありません。