自分たちが子供時代は、
小学生になるタイミングで勉強机を購入するのがお決まりでした。
しかし、
最近では親の目の届く場所で勉強するリビング学習が
良いと言われています。
今の時代、
小学生に勉強机は必要なのでしょうか?
調べてみました。
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小学生に勉強机を購入する人は減少傾向
少し古いデータですが、小学館が集計したデータで、
ランドセルと勉強机の市場規模というものがあります。
小学生の勉強机は、
2001年770億円だったものが2010年には630億円まで減少。
一方、小学生のランドセルは
2001年295億円だったものが2010年には263億円に減少。
ランドセルは私立小学校で指定のものがある小学生以外はまず購入するもので、
それでも減少しているのは、子供の数の減少と、
市立小学校入学の子供の増加が原因と考えられます。
一方、勉強机の市場規模は、
ランドセルの減少と比べて大きく落ち込んでいます。
この結果からも、
小学生に勉強机を購入する人は減少傾向にあると言い切れます。
小学生に勉強机は必要ないと考える人が増えた結果でしょう。
小学生に勉強机は不必要と判断した理由
では、なぜ小学生に勉強机は必要ないと考える人が増えたのでしょう?
以前は、子供は自室の勉強机で集中した方が良いとされてきました。
しかし、ここ数年の間に、
リビング学習の方が学力アップする
という説が有力になってきたのです。
リビング学習は、小学生が
親の目が届く場所で、安心して勉強に取り組むことができ、
且つ、わからないことがあれば、すぐに親が対応できる
という利点があります。
また、忙しい親も、家事をこなしながら
小学生の子供の勉強を見られるというメリットがあります。
このように、親子にとって好ましい形のリビング学習が増え、
小学生の間は、勉強机は必要ないという人が増えたのです。
また、スペースの問題もあります。
勉強机は場所をとります。
省スペース型もありますが、置き場を作るのが困難
という理由で購入しない人もいます。
更には、どうせ勉強机を購入しても、
子供の物置になるだけだから必要なしと、
判断する人もいます。
もちろん、私が小学生の頃も同じく、
勉強机は物置のようになっていましたが(笑)
小学生気分を盛り上げる勉強机
先に、小学生に勉強机は不必要という話をしましたが、
実は、私の娘は勉強机を持っています。
と言うのも、
私の両親が孫たちの小学校入学祝に勉強机を購入してくれるからです。
もちろん、勉強机が必要ないと思っていれば断るのですが、
小学生が勉強机を持つことにメリットを感じていて必要だと思っているので、
ありがたく入学祝として購入してもらいました。
私が感じる、小学生に勉強机が必要な理由は、
・子供が自分だけのスペースを持つことができる
・自分の場所を大切にすること、生理整頓を学べる
・勉強するぞ!という気持ちを盛り上げる
・幼稚園児から小学生になるという心の切り替えができる
ということと、そして何より、子供が喜ぶという事です。
今は勉強机も色々な種類がありますよね。
娘は水色ベースで、ジュエルペットのシートがついた可愛い勉強机を選びました。
夫が組み立てると、ものすごく喜びました。
娘の友達が遊びに来ると、勉強机の椅子に皆座りたがって
順番に座っていました。
娘は基本的にリビング学習をしています。
勉強机は、時に物置というか、ゴミ溜め?ってくらい
散らかっている時もありますが、
自主的に一生懸命片付けている事もあります。
もちろん、生理整頓は、まだまだ私が手伝う必要があるのですが、
娘なりに自分で考え、勉強机にどう収納するのか、
入りきらない場合は、何を残して何を捨てるのか、
少しずつできるようになっています。
勉強机が、その名の通り勉強する場所となるのは、当分先になりそうですが、
小学生になった娘の成長を、勉強机を通して実感することも多く、
我が家に勉強机は必要だったと思っています。
ですが、
現在は考え方も多様化しており、
小学生に勉強机が必要かどうかは家庭次第です。
自分たちのライフスタイルに合わせて、選んでくださいね。
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