初節句、男の子の兜はお下がりでも大丈夫?それとも買うべき?

この記事は2分で読めます

赤ちゃんが生まれてから行うお祝いの中のひとつ、
初節句

男の節句は5月5日。

男の子は兜を用意しますよね。


初節句に兜を新しく買うか、
パパの兜があるから、
息子にお下がりとしてあげようかななど、
どちらにしようか悩む方も多いのではないでしょうか?


そこで今回は、
初節句で男の子に兜を用意する意味と一緒に、
お下がりでも良いのかどうか

説明させていただきます。


初節句を迎える男の子をお持ちのお父さん、お母さん
是非参考にしてみてくださいね。

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初節句で兜を用意する理由


男の子の節句は、5月5日の端午の節句です。


端午の節句は別名・菖蒲(しょうぶ)の節句とも言われています。


江戸時代に入り、武家が中心の社会になると、
この「菖蒲」は、武道、武勇を重んじるという意味を持つ
「尚武」と読み方が同じことから、
武家の間でお祝いをすることになりました。


その後、
武家で男の子が生まれると、
世継ぎの成長を祝う行事となりました。


これが、
初節句で男の子をお祝いする日が端午の節句である由来です。


初節句で男の子に兜を用意するのも、
昔、武家が安全祈願に神社を訪れた際に、
鎧や兜を奉納したのが起源と言われています。
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武家にとって、兜や鎧は、身を守るための大切な道具であり、
初節句で男の子に兜を用意して飾ることは、
大切な我が子を、様々な災厄から守ってくださいという意味なのです。


これは、子供時代だけではなく、
生涯を通じての願いでもあります。


ということは、
初節句で男の子にパパの兜のお下がりをあげるということは、
パパを災厄から守ってくれる象徴がなくなるということですよね。




初節句で男の子に兜のお下がりは、ありか?なしか?


先に説明しましたように、
初節句で男の子に兜を用意する意味は、
今後、生涯この子を災厄から守ってくださいということなのです。


初節句で男の子に用意する兜は、
基本的に一人ひとつのもの。


ということは、
お下がりはあまり良くないということになってしまいます。


しかし現在では、
父親から良いものを受け継ぐのは、むしろ、素敵な事
だという考え方も増えてきました。
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実は、私の息子の兜も、夫のお下がりです。


大切なのは、初節句をお祝いしようという気持ちです


初節句に用意する男の子の兜には、大切な意味がありますが、
時代とともに、考え方の変化はあるものです。


大切なのは、我が子の誕生を祝い、成長を願う気持ちです。


初節句で男の子に用意する兜は、お下がりでも、新しいものでも、
我が子が元気に成長することを望む気持ちは、一緒ですよね。


基本的には一人ひとつという考え方の兜ですが、
大人になっても、おじいちゃんになっても、
毎年端午の節句に兜を出して飾り続けるのは大変なことです。


また、男兄弟が多い家庭は、一人に1つづつ兜を購入していたら
収納するだけでも結構な場所を必要としてしまいます。


時代の流れで、常識は変化するもの。


初節句で男の子のお祝いに用意する兜が
お下がりでも、全く問題ありません。

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