屋根より高いこいのぼり♪
桜の季節が終わったら、次は空高く泳ぐ
こいのぼりの季節ですよね。
私が子供の頃は、男の子のいる家庭では
こいのぼりを上げているお家が多かったのですが、
最近ではだいぶこいのぼりを上げているお家は少なくなってきましたよね。
なんだか寂しいですね。
そういう我が家でも息子がいるのですが、
残念ながら広い庭がないので
こいのぼりはあげていません(ノД`)
あるのは息子が幼稚園で毎年作る手作りこいのぼりと
100均で買った小さいこいのぼりだけです・・・
でもその代わり、主人の実家でこいのぼりをあげてもらっています。
せっかくの日本の伝統文化、子供にも伝えていきたいですもんね。
そんなこいのぼりですが、
歌にもあるように
お父さん鯉と
お母さん鯉と
こどもの鯉と・・・・なんて思っていたら、
1番上でユラユラ泳いでるあの5色の吹き流しって一体何物Σ(゚д゚lll)?
ってちょっと疑問に思ってしまいました。
こいのぼりをあげるのを今から楽しみにしている子供達に、
いつ吹き流しの意味を聞かれるかもしれないので、その時に備えて
こいのぼりの吹き流しの意味について調べてみました。
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こいのぼりの吹き流しの意味は?
吹き流しとは、鯉のぼりの上に付いている、
5色の筒状のヒラヒラの飾りのことです。
こいのぼりの吹き流しの意味は「魔除け」です。
昔は、幼児の死亡率が高かったこともあり、
子供の健やかな成長を願って、
中国の伝説「鯉の滝登り」で立身出世のシンボルとなった鯉を結びつけ、
こいのぼりになったと言われています。
吹き流しも、「子を脅かす悪いものから守って下さい」という
子どもを想う親の気持ちから生まれたということですね。
そんなこいのぼりの吹き流しですが
5色の色からなっていますが、その色にもが意味があるのです。
吹流しの5色の意味は?
吹き流しは5色のヒラヒラからなっています。
色は、
青(もしくは緑)、赤、黄、白、紫(もしくは黒)の5つの色
からなっています。
この5色は
中国の「五行説(ごぎょうせつ)」から取り入れられたものです。
「五行説」とは、
全てのものは木・火・土・金・水の
5種類の元素からなるという説である。
その5種類の元素が互いに影響を与え合うこにより、
天地万物が変化し循環するという考え方になります。
吹き流しの5色にも、
・木=青(緑)
・火=赤
・土=黄
・金=白
・水=黒(紫)
と、意味があり、表現されています。
なので、吹き流しの五色には
五行説の教えである万物を表す5つの元素が、
子供を魔の手から守ってくれるという意味があるということですね。
まとめ
いかがでしたか?
今まで、こいのぼりの上にあるただの脇役のヒラヒラとおもっていた
吹き流しですが、ただヒラヒラしているのではなく、
1つ1つの色にきちんと意味があり、
5つの色が吹き流しという形で同時に存在する事で、
魔除けの役目を果たしていたんですね。
吹き流しには大切な子供を魔の手から守るという
親の愛情がいっぱい込められたものだったんですね。
吹き流しの意味を知ることによって、更にこいのぼりが
好きになりました。
次、子供と一緒にこいのぼりを見た時には
吹き流しの意味を子供にも伝えたいと思います。
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