「息子が仏滅に結婚式を挙げるって言うのよぉ~」って
ご立腹なのは犬の散歩で良くお会いするマダム。
息子さんが結婚するって言う話しを数ヶ月前にお聞きしていました。
先日久しぶりに犬の散歩中にお会いしたので
「息子さん、結婚式はいつされるんですか?」なんて
聞いたら冒頭のにセリフに始まり、
延々と愚痴を・・・・いやいやお話しを聞くことに
なってしまいました。
なんでも息子さんとお嫁さんは
日取りにこだわりはなく、仏滅の方が式場の割引も良いので
仏滅に結婚式をすると決めたところ、
マダムとマダム夫が「仏滅に結婚式なんて許さん」と
お怒りになったとのことです。
お嫁さん曰く
「大安や仏滅なんて民間の迷信だから信じても意味ない」
と言ってるそうです。
マダムは「ちょっと気の強い娘なのよ」などなど。
おおお~結婚前から嫁姑バトルΣ(゚д゚lll)
嫁さんやるな~なんて感想はともかく、
ここでちょっと気になったのが、
六曜って民間の迷信??えっ本当に?
今まで信じてたのは何だったの?ってびっくりしました。
マダムの話しをどうにか切り上げ、家に帰って
六曜について。
六曜が意味がないのかどうか
について調べてみました。
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六曜の由来は?
六曜は
「先勝」「友引」「先負」 「仏滅」「大安」「赤口」
の6種の曜があります。
その日の吉凶を示すものです。
六輝(六曜)は足利時代に中国から伝わってきた占い
がもとになっていると言われています。
当時は現在の曜日のようなものだったのが、
江戸時代の終わり頃から、日本で独自にアレンジされて
今のように吉凶を表すものになったとされています。
しかし、明治時代に入って
「吉凶歴は迷信である」として、
政府はこれらを一切禁止しました。
しかし「六曜」は何故か使用禁止を逃れ、
今では、当たり前のように、
日本国民の多数が冠婚葬祭時に
気にするものとなっています。
そんな六曜ですが、それぞれの意味や読み方って
知っていますか?
六曜のそれぞれの意味と読み方は?
★先勝(せんしょう・さきがち・せんかち)
「先んずれば即ち勝つ」の意味。
万事に急ぐことが良いとされる。
午前が吉で午後が凶。
午前中に物事を行なうのがよいとされる日です。
★友引(ともびき)
朝晩は吉で、昼は凶とされています。
友を引くということから、結婚する日に選ぶ人も多い。
「幸せのおすそ分け」という意味で、結婚披露宴の引出物を
発送する人も多いです。
しかし、葬式・法事をこの日にするのは避けられます。
葬式・法事を行うと、友が冥土に引き寄せられる(=死ぬ)
との迷信があり、友引の日は火葬場を休業とする地域もあります。
★先負(せんぷ、せんぶ、せんまけ、さきまけ)
「先んずれば即ち負ける」の意味。
万事に平静であることが良いとされ、
勝負事や急用は避けるべきとされています。
午前は凶だが、午後は吉。
★仏滅(ぶつめつ)
「仏も滅するような大凶日」の意味。
六曜の中で最も凶の日とされています。
結婚式などはこの日を避けられる傾向があります。
お通夜や葬式には吉。
★大安(たいあん、だいあん)
「大いに安し」の意味で。
六曜の中で最も吉の日とされます。
終日、何事にも吉とされ、結婚式のお祝いごとや、
物事を始める日に好んで選ばれます。
★赤口(しゃっこう、せきぐち)
午の刻(午前11時ごろから午後1時ごろまで)のみ吉で、それ以外は凶とされる。
「万事に用いない悪日、ただし法事、正午だけは良い」と言われています。
六曜に意味があるのか?意味がないのか?
六曜には仏滅や友引という、仏教と関連のあるように見える言葉が
多く使われていますが、実際は仏教とは一切関係ないそうです。
なので、お寺や神社、皇室で行う祀りごとや行事は、
六曜を全く気にしていないそうです。
あくまでも六曜は民間が作ったただの迷信なので
関係ないということらしいですよ。
結局、六曜に意味があるのか?ないのかって話しですが、
上記にも書きましたが、六曜は民間だけが信じている迷信なのです。
なので占いと同じで信じるか信じないかはその人次第って
ことですね。
しかし、六曜はただの迷信ですが、日本の国民の多くが六曜を
生活習慣に取り入れて気にしてる人が多いです。
結婚式お祝い事や、お葬式や法事の慶事に主催する本人は六曜を気にしなくても、
周りの人、特に年配の方は気にされる方が多いので全く無視するという
わけにもいかないのもまた事実ですよね。
ちょっと前に流行ったギャクのように
「そんなの関係ねぇ~」なんて親戚関係を目の前にして
言える人は少ないですよね。
だからと言って、マダムの息子さんのところみたいに
六曜を気にするあまり揉めて結婚式の日程がなかなか決まらない
というのは問題ですよね。
ですので、六曜はゲンを担ぐくらいの軽い気持ちで
私はこれから付き合っていきたいなと思います。
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