赤ちゃんがご機嫌で離乳食をモリモリ食べてくれて、
お母さんもニコニコ。
なのに、赤ちゃんが離乳食を食べた後にいきなり嘔吐!
実は、赤ちゃんが離乳食を食べ過ぎると吐くことがあるのです。
そこで、
離乳食の量の増やし方と、
赤ちゃんが吐くまで食べ過ぎないようにする注意点
をお話します。
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赤ちゃんの胃腸はまだ未熟。離乳食は少しずつ増やしましょう
赤ちゃんの胃腸はまだ発達途中で未熟。
その上満腹中枢も大人程敏感ではありません。
その為、
離乳食は時期に合った適量に合わせて進めていくことが大切です。
赤ちゃんが喜んで離乳食を食べてくれるからといって、
食べ過ぎてしまうと、
胃腸に負担がかかり、吐く原因になってしまうかもしれません。
時には、お腹を壊して下痢になってしまうこともあります。
赤ちゃんの離乳食、適量はどれくらい?
赤ちゃんが離乳食を食べ過ぎて吐く事のないように、
どの時期にどれだけ食べさせれば良いのかを、説明します。
★生後6か月前後(ゴックン期)
離乳食開始直後です。
離乳食は1日1回、赤ちゃんの栄養はまだまだ母乳やミルクです。
まずは、1匙から始め、少しずつ量を増やしていきます。
離乳食開始後1ヶ月の量の目安は、
つぶし粥(30g)、豆腐(25g)、野菜や果物(15g)の、計70g前後です。
★生後8か月前後(もぐもぐ期)
赤ちゃんは2回食になり、離乳食から得る栄養が半分に近づいてきます。
3回食直前の離乳食の適量は、
全粥(80g)、豆腐(50g)、野菜や果物(25g)、の計150g前後です。
★生後10ヶ月頃(カミカミ期)
赤ちゃんは3回食が定着し、栄養の多くを離乳食から得るようになります。
1歳頃の離乳食の適量は、
軟飯(80g)、豆腐(50g)、野菜や果物(40g)の計170g前後です。
赤ちゃんの離乳食には個人差があります。
ちょっと食べてずっと元気な赤ちゃんもいれば、
たくさん食べないとすぐにお腹が空いてしまう赤ちゃんもいます。
離乳食の平均量は、あくまでも目安です。
赤ちゃんの様子を見ながら量や固さを調節しましょう。
赤ちゃんが離乳食を食べたがって泣いた時の対処法
赤ちゃんの中には、食べることが大好きというタイプがいます。
食べるという行為そのものが大好きで、
いつまでだって食べていたいのです。
私の第一子の赤ちゃんがこのタイプでした。
離乳食が食べ終わると、もっと食べたくて泣くのです。
赤ちゃんが離乳食を食べ終わった後泣く場合は、
本当に足りないという事も考えられますが、
でも、赤ちゃんが離乳食を食べ過ぎて吐くのであれば、
親が調節してあげることが必要です。
そこで、赤ちゃんが満足できる離乳食の食べ方を紹介します。
★一気に食事を並べず、少しずつテーブルに並べる。
★「よく噛んでね」「もぐもぐ」などと声をかけつつ、
ゆっくり食べさせるよう心がける。
★汁物を取り入れて、満腹感が出るようにする。
★メニューの中に、少しだけ噛み応えのあるものを加える。
(この時赤ちゃんがしっかり飲み込めるギリギリの固さにすることが大切です)
★「これでおしまい」を意味するデザートを用意する。
それでも泣く時は泣くのですが、
泣くのが一時的で、体重もしっかり増え、
その後次のオヤツや食事までご機嫌で過ごすのであれば、
量は確実に足りています。
サクッと片付けて、赤ちゃんが
食事から遊びに気分が切り替わるようにしてあげましょう。
赤ちゃんがモリモリと離乳食を食べてくれると、親として嬉しいですよね。
でも食べ過ぎて吐く事もあるので、注意してくださいね。
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