子供が幼稚園に入園すると、
平仮名を読めるどころか書ける子までいたりして・・・
自分の子供にも平仮名を教えなければと
焦った気持ちになりますよね。
あんなに早くに平仮名を書けるなんて、
一体子供に平仮名をどのように教えているのか、
教え方も気になります。
そこで今回は、
子供の平仮名の教え方はどうすれば良いのか
についてご紹介します。
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実は、子供に平仮名を一生懸命教えた親は少数派!?
平仮名と言うと、お勉強のイメージが強いですよね。
書店に行けば、子供向けの平仮名のドリルはたくさんあります。
やっぱり、教え方としてドリルは必要なのでしょうか?
皆、隠れて子供に平仮名を一生懸命勉強させているものなのでしょうか?
気になって、子供が既に平仮名を習得しているママ友に聞くと、
案外「子供が勝手に覚えた」「私は何もしていない」
という回答だったりしますよね。
でもこれ、結構本当なのです。
子供は興味の対象への吸収力は素晴らしいもの。
そして、
子供が平仮名へ強い興味を示した時を逃さず
平仮名に触れる機会を与えると、
本当に親が手取り足取り教えなくても、
自然と覚えてしまうものなのです。
子供の平仮名の教え方で大切なのは興味を持たせる事
子供が平仮名を覚える時期は、
子供の発達の個性に大きく左右されます。
なので、
子供が平仮名に全く興味を示さない時は、
今は時期ではないと引くことも大切です。
だけど、
子供が平仮名に興味を持つ機会がないというのは問題です。
子供が平仮名に興味を持たなければ、
教え方が上手でも飲み込んでくれません。
では、どのように平仮名に興味を持たせるかというと、
やはり、絵本の読み聞かせが一番です。
うちの子全く絵本に興味を示さない、
という人もいますよね。
そんな時は、子供が大好きなキャラクターや、
電車、動物などの本で良いのです。
平仮名なんかそっちのけで、絵柄に夢中だったとしても、
そこに平仮名がある限り、子供はいつか、その存在に気づき、意識します。
そして、平仮名には、自分の知りたい情報が詰まっていることを知ると、
自然と「平仮名を読みたい!」と思うようになるのです。
絵本以外でも、子供の大好きなお菓子の名前、DVDの名前など、
平仮名は普段の生活に溢れています。
ちょっと芝居がかってでも、
「平仮名を読めるって、こんなに楽しい素敵な事」
というのを、母親が実践して見せることで、
子供が興味を持つきっかけになります。
子供が平仮名に興味を持ってからの教え方
さて、子供がついに平仮名に興味を持つようになりました。
きっと、「ママ、あれはなんて読むの?」とか、
「平仮名の『し』があった!」等と言い出すようになるでしょう。
このタイミングを逃してはなりません。
と言っても、つきっきりで子供に平仮名を教える必要もありません。
子供が平仮名を学ぶ教材やオモチャを利用すると良いでしょう。
50音が書かれており、
ボタンを押すとその読み方の音声が出るというのは、
昔からあるオモチャですよね。
ロングセラーには理由があります。
私の周囲では、この手のオモチャで子供が勝手に
平仮名を覚えたという人多数です。
私の娘も、その多数に含まれています。
子供へ、このようなオモチャを使っての平仮名の教え方は、
最初は一緒に親子で楽しむことです。
いきなり与えても使い方も良くわからず、
飽きてしまうかもしれないので、
最初は親子のやりとり遊びとしてオモチャを利用しましょう。
子供が一人で夢中になって遊ぶようになったら
後は見守るだけでOKです。
ある程度子供が平仮名を読めるようになったら、
今度は教え方として、
日本古来からあるカードゲーム「かるた」を使ってみましょう。
子供は一生懸命平仮名を探して、そして頭に焼き付けます。
親子で楽しみながら、子供が平仮名をどんどん覚える素晴らしいゲームです。
そして、子供が連続した平仮名を読めるようになってきたら、
家の中での「宝探しゲーム」がお勧めです。
小さなメモ用紙に、平仮名で「げんかんのくつ」などと書き、
玄関の靴の中に次のメッセージを潜ませます。
そうやって、メモ用紙に書かれた平仮名を読んで次の場所へ行き、
最終的に宝物に行きつくというゲームです。
このように、子供の平仮名の教え方は、
子供が興味を持ったタイミングで、平仮名に触れる機会を増やし、
そして、楽しい遊びに組み込んでしまいましょう。
子供が平仮名を読めるようになったら
子供は平仮名を読めるようになると、
今度は自然と「書きたい」と思い始めます。
しかし、読めるから書けるようになるかと言うと、
これも発達の個人差で、
読める時期と書ける時期にタイムラグが出る場合もあります。
文字を書ける発達段階に入るまでは、
教え方を工夫しても、習得するのは難しいかもしれません。
お絵かきの様子などを見ながら、適切な時期を選んで、
子供が「書きたい」と言った時に、
少しずつ教えてあげてくださいね。
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