神社とお寺のお参りの違いってわかりますか?
私ははっきり言ってわかりません。
神社とお寺の違いもなんとなくは分かっても
はっきりとは答えることができません。
神社には鳥居があって、お寺にはお墓がある・・・???
そんなことぐらいしか違いがわかりません。
アラフォーにもなると今更恥ずかしくて人にも聞けないので
自分で調べることにしました。
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神社とお寺の違い
日本の神様の御魂を祀るところが神社。
仏尊像を安置し、仏教の教えを説く僧侶の
住むところがお寺。
神社とは
神社は神道に属しており、日本の神様が祀られています。
つまり日本発祥の物です。
神社とお寺のわかりやすい違いは
神社の入口には必ず鳥居があります。
なぜ鳥居が神社だけに建てられているかというと、
神社には神が降りてくる神域があると言われています。
神域に降りた神様と、人が住む世界とを区別し、
お互いの存在を分かち合いながら住み分ける為に
鳥居を建てたとされています。
神社には 神主、巫女さんがいます。
お寺とは
インドの釈迦によってはじめられた教えが仏教です。
つまりお寺は日本発祥の物ではなく外国から伝わったものです。
お寺は、仏様を祀り、仏像をすえ、僧が仏法をおさめる為に存在しています。
お寺には、僧侶・尼さん・住職などがいて、御本尊として仏様が安置されています。
神社のお参りの仕方
★鳥居をくぐる時は一礼をしてから
鳥居より先は神様がいらっしゃる神聖な場所なので、
一礼してから入場しましょう。
道の左側を歩く人は左足から、右側から歩く人は右足から
鳥居に入りましょう。
★参道の真ん中は通らない
参道の真ん中は「正中」といい、神様の通る道です。
端を通るようにしましょう。
★御手洗(手水舎とも言う)で手と口を清める
普段目には見えない自分についた「罪・穢れ」を祓うためです。
・右手に柄杓を持って左手を洗う
・左手に柄杓を持って右手を洗う
・最後にもう一度右手に柄杓を持って左手に水をため、そこで口を洗う
(柄杓に口を直接つけるのはNGです)
・最後に残ったお水で柄杓を立てにして、柄杓の柄に水を流す
★二礼二拍一礼でお参りする
神殿前に来たら軽くおじぎをして、お賽銭箱があればお金をそっと入れてから、
鈴を1~3回くらい鳴らす。
2度深くおじぎをし、胸の高さで2回音が出るくらいの大きさで柏手を打ってから
願い事と自分の名前を心のなかで神様に伝えるのと同時に自分の住所も伝える。
そして最後に一例というのが一般的です。
そして神社境内から退出する時は、鳥居のあたりに来たら
社殿に振り向い一礼してから境内に出ます。
お寺のお参り仕方
★山門の前で一礼をしてから門をくぐる
理由は神社と同じです。
お寺にある山門の敷居は踏まずにまたぎましょう。
★参道の真ん中は通らない
理由は神社と同じです。
★御手洗(手水舎とも言う)で手と口を清める
やり方は神社と同じです。
ここまではほぼ神社と一緒ですね。
次からが神社とは違ってきます。
★鐘がつける場合はつく
一般参拝者が鐘をつくのを禁止しているところが多いですが、
もし許可されているならついてください。
ちなみに参拝の後に鐘を鳴らすのは「戻り鐘」と呼ばれ
忌み嫌われている行為なので絶対にしないでください。
★ロウソクとお線香を上げる
お線香の香りは仏様をもてなすと言う意味があります。
他の人がつけたローソクから火をもらってつけると、
その人の「業」を貰い受けるということで縁起が悪いのでNGです。
★胸の前で合掌して、頭を下げる
本堂に入ったら、軽くおじぎをして、お賽銭箱があればお金をそっと入れる。
鰐口(わにぐち)などの鳴らし物があれば鳴らしてから礼拝する。
御本尊に向かい一礼をした後で胸の前で合掌しながら祈願をします。
終わったら再度一礼をします。
手を合わせることは、仏様と一体になることを意味しています。
神社のように柏手はお寺では打たないので注意してください。
そして山門から出るときには本堂に向かって一礼してから出ます。
その他の違いとしては、お賽銭の意味も違います。
神社の場合は、神様へ日頃の感謝の気持ちをお伝えする表現として
お賽銭を納めるのに対し、お寺の場合は自分の欲を捨てる「お布施」
という修業のひとつして考えられてています。
調べてみると神社とお寺のお参り方法の違いが
多々あることにびっくりしました。
今まであまり何も考えずに参拝していたので
お寺でも思いっきり手を拍手していた気がします・・・Σ(゚д゚lll)
今度、神社かお寺を参拝する時はその意味を考えながら
正しい作法で参拝したいと思います。
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