「溶連菌感染症」
みなさんはこの言葉、知っていましたか?
わたしはつい最近知ったのですが、
冬に子供がかかりやすい感染症なんです。
冬場は色んな病気が流行しやすいですが、
この溶連菌感染症は合併症が怖い病気です。
1~3才の子供がかかると症状が出にくく、
見逃しやすいという点もちょっと怖いです。
いち早く感染に気付く方法はあるのでしょうか?
そこで今回は、
溶連菌感染症の潜伏期間と症状
についてお伝えします。
小さな子供がいるパパさんママさん、
万が一に供えて読んでみてくださいね。
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溶連菌感染症とは?
溶連菌感染症は、
広義に咽頭炎や扁桃腺炎のことを指します。
この溶連菌とは正確にはA群β-溶血性レンサ球菌のことです。
妊婦健診で「B群レンサ球菌」の検査をしましたが、
あれとは名前は似ていても全く違ったものです。
溶連菌感染症の主な症状は、
・発熱
・おう吐
・のどの痛み
・発疹
・イチゴ舌
です。
また、手足の皮が剥けることも!
なんだか恐ろしいですね…。
2~3才から15歳の子供が発症することが多く、
飛沫感染で広がっていきます。
毎年冬と初夏に子供中心に流行するようです。
小さな子供はこれら全ての症状が出ないことが多いようなので、
どれか一つでも症状があれば小児科を受診してみてください。
溶連菌感染症ではなく、他の病気の可能性もあります。
溶連菌感染症の潜伏期間
溶連菌感染症の潜伏期間は2~5日と言われています。
インフルエンザと変わらないくらいですね。
しかし、
小さな子供でもともと風邪気味などで免疫力が落ちている場合は、
潜伏期間が半日~1日と短くなることもあるようです。
潜伏期間がある病気は
「○○ちゃん、昨日一緒に遊んでたけど今日溶連菌でお休みだよー」
なんて聞くと思わず感染していないか心配になりますが、
溶連菌感染症は潜伏期間よりも発症してからが感染しやすい病気です。
なので、
自分の子供が潜伏期間中の子供と接触があった場合も
深刻に気にしなくて大丈夫です。
溶連菌感染症の合併症
冒頭にも書きましたが、
溶連菌感染症は合併症が怖い病気です。
通常の発熱やのどの痛みは病院で処方された薬を飲めば
わりとすぐに治まるのですが、
完治には2~3週間かかるとされています。
溶連菌はなかなかしぶといようですね。
なので熱が下がってもきちんと薬を飲みきることが大切です。
菌が残っている(言わば潜伏期間と同じです)と再発してしまうので、
症状が治まっても子供に最後まで薬を飲ませましょう。
溶連菌を原因とする合併症には、
⚫リウマチ熱…心臓弁膜に障害を起こす
⚫急性糸球体腎炎…血尿やむくみの発生
⚫しょうこう熱…全身に赤い発疹が現れる
などがあります。
どれも身近じゃない病気でかかると怖そうですよね…。
子供が合併症になるのは避けたいですね。
まとめ
いかがでしたか?
子供の溶連菌感染症について
少しお分かりいただけたでしょうか。
発熱やのどの痛みが出るまでの潜伏期間は2~5日です!
覚えておきましょうね。
もちろん、感染しないことが一番なので、
子供が出掛ける際のマスクやうがい手洗いは徹底しましょう!
子供が溶連菌感染症にかかるかどうかは、
パパさんママさんの努力にもかかっています!
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