様々な理由で引っ越ししなければならないことがあります。
親としては、子供が転校先の学校に馴染めないのではないかと、
不安な気持ちになることもあると思います。
子供がまだ小さな頃は、
外よりも家庭が子供の世界の多くを占めていましたが、
年齢が上がるにつれ、子供は親よりも友達との繋がりを
大切にするものです。
そこで、
子供が転校する場合の、親の気持ちの持ち方と、
もしも、子供が転校先で馴染めなかった時の対応策
を、紹介させていただきます。
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まずは、転校先の土地の楽しい場所を発見しましょう
え!?学校のことじゃないの?
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
子供の転校先の学校生活はもちろんですが、
何よりも、引っ越し先である新天地を知ることが大切です。
人間にとって、引っ越しとは、
親の死の次にストレスになると言われている程、
精神的にも肉体的にも負担のかかることなのです。
なので、
子供にも引越しのストレスを軽減させる唯一の方法が、
新しい土地の探索行動なのです。
子供が小学生以上になると、
まずは、転校手続きをして、とにかく学校に通い始めますよね。
子供が引越しで、
転校先のクラスに馴染めないのではないかと、
学校を基本に考えてしまうかもしれませんが、
もしも、親子共に放課後体力があるのならば、
是非とも、家の周囲をブラブラして、
楽しい場所をたくさん探してください。
美味しそうなケーキ屋さんや、お買い得なスーパー、
楽しそうな公園や、子供が興味を持ちそうな習い事教室、
きっと色々なことが発見できると思います。
歩いていると、クラスメイトとばったり会うかもしれませんし、
その地域の子供たちが、放課後どのように過ごしているのかもわかります。
新しいクラスの友達との話題のネタにもなります。
更には、歩きながら、
子供から転校先の学校の様子が聞けるかもしれません。
何より、子供にとって転校先の学校だけが全てではなく、
他に楽しい場所があるというのは、とてもプラス
なことになります。
もしも、子供が転校先で馴染めなかったら
子供の転校先のクラスが、
どんな担任で、どんなクラスなのか、
正直なところ、全く予想がつきません。
たくさんフォローしてくれ、
優しい子供の多いクラスなら良いですが、
それは、神のみぞ知る、の世界です。
子供には全く非がなくても、
転校先の学校に馴染めないという事態になってしまうかもしれません。
なので、子供が転校する前から、
何か困ったことがあれば、
なんでも相談してほしいという事を伝え、
家族は全面的に子供の味方だと、
日頃から態度で示すことが大切です。
そして、もしも子供が悩んでいたら、
どんなに忙しくても、
しっかり時間を作って、とことん話を聞いてあげましょう。
忙しい毎日かもしれませんが、
その日ぐらいは、子供に夜更かしさせたって良いのです。
自分の気持ちを、親が時間を気にせず聞いてくれるだけで、
子供は心強い気持ちになれるものです。
子供が転校先に馴染めない理由が、
子供の内気な性格からくるものなのであれば、
親は焦らず、子供の良いところを信じて、
ゆっくりでいいんだよと、見守ることも大切です。
子供が転校先で馴染めない様子が深刻な場合は、
まずは、担任の先生に、学校での子供の様子を聞く
事から始めたら良いでしょう。
担任の先生に時間の都合がつくならば、
子供と一緒に、実際に顔を合わせて相談した方が良いかもしれません。
学校によっては、スクールカウンセラーに相談できる日もあります。
また、子供が友達を作れる場所を学校だけに限定せず、
習い事を始めるのもお勧めです。
今の子供たちの放課後は忙しいです。
私が住む地域では、小学生の習い事は2つ3つ当たり前。
高学年になると、中学受験をする子もしない子も、
塾に通い始める子供がとても多いです。
習い事先で新しい友達ができるかもしれませんし、
何より、何か1つ得意なことがあるというのは、
子供の自信につながります。
また、親同士が顔見知りになることも、プラスに働きます。
子供が寛げる家ならば、きっと大丈夫
引っ越し、子供の転校、新しい環境、
大人である親でも、疲弊してしまいますよね。
だから、
子供が転校先で馴染めないかもしれないと、
つい心配してしまいます。
だけど、
子供は大人よりも柔軟で適応力があるものです。
転校先のクラスや担任の先生に、大きな問題がない限り、
時間はかかるかもしれないけど、
子供は子供のペースで少しずつ新しい生活に慣れていくでしょう。
そのペースが、親が思い描く理想より遅いと、
親としては、過剰に心配して神経質になってしまうかもしませんが、
まずは、大きな気持ちで構えてください。
子供は転校先で気を使って疲れて帰ってきます。
学校でのことを根掘り葉掘り聞くのではなく、
子供がのんびり寛げるように、
子供が好きなオヤツでも用意をして、
笑顔で迎えてあげてくださいね。
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