世界の不思議ファイル

オーストラリアで起きた

「西オールUFO事件」

という出来事を知っていますか。


私は正直、
この事件を初めて聞いたとき

「え、ロズウェルの話じゃないの？」

と思いました。


ところがよく調べてみると、
これはアメリカではなく、
1966年にメルボルンの郊外で起きた
オーストラリア版ロズウェル
と呼ばれる大事件だったのです。



しかも、
ただの一人や二人の証言ではありません。

学校の生徒や教師、
つまり
数百人規模が同時に目撃したというから驚きます。




もしこれが本当なら、
単なる作り話で片付けるのは難しいのではないでしょうか。


さらに、
事件から60年が経った今になって
「再調査をすべきだ」
という声が高まっている。



つまり、
単なる都市伝説として消えなかったどころか、
むしろ火がつき始めているわけです。


私はこうした話を聞くと
ワクワクすると同時に、

どうしてこんなにも長い間
真相がはっきりしないまま放置されてきたのか、

その背景にも強い興味を覚えます。

隠されてきたのか、
それとも誰も本気で向き合ってこなかったのか。


今回は
「西オールUFO事件」とは一体何だったのか。
なぜ今、再び注目されているのか。

私なりに整理しながら、
このミステリーを深掘りしてみたいと思います。

スポンサードリンク

西オールUFO事件とは？概要と当時の状況

1966年4月6日。

舞台はオーストラリア、
メルボルン郊外の西オールという町。


この日、
西オール高校の生徒や教師が、
空に浮かぶ“奇妙な飛行物体”を目撃しました。

目撃者はなんと200人から300人規模。

一部の生徒は物体を追いかけ、
近くの空き地に降りた様子まで見た
と証言しています。



私が最初に知ったときは
「数人が勘違いしたんじゃないの？」
と正直思いました。


でも、数百人もの証言が残っているとなれば
話は別です。


偶然や錯覚では
片づけられない迫力があります。

当時、
地元の新聞やテレビもこの出来事を取り上げました。

ただ、
その報道は長く続かず、
すぐに姿を消したのです。

まるで誰かの意図によって
忘れられたかのように。


一方で、
現場には「草木が焼けた跡を見た」
という証言もあります。


もしそれが事実なら、
単なる飛行機や気球では
説明できない現象だったのかもしれません。

こうして、
西オールで起きたこの出来事は、
オーストラリア史上最大級のUFO事件として
語り継がれていくことになります。

数百人が語った証言と「隠された記録」

西オールUFO事件の特異な点は、
目撃者の数がとにかく多いことです。

生徒も教師も、
口をそろえて

「銀色に輝く円盤のような物体」

を見たと証言しています。



ある生徒は、
その物体が地面近くまで降下したと話しています。

さらに近づいたところ、
草が押し倒され、
地面には“焼け焦げたような跡”が残っていた
というのです。



私はこの証言を読んだとき、
正直ゾクっとしました。

もし本当に現場に痕跡が残っていたのなら、
それは“単なる空飛ぶ影”ではなく、
物理的に存在した証拠になるからです。


しかし、
不思議なのはその後の展開です。


これほど大勢の証言があるにもかかわらず、
公式に残された記録は驚くほど少ない。

当時の報道も早々に打ち切られ、
事件は“なかったこと”のように扱われました。


一部では、
現場に軍関係者が現れ、
生徒や教師に

「この件は口外するな」

と圧力をかけたという噂も残っています。


証言者たちの多くが
「大人たちに黙るように言われた」
と語っているのです。


私はこうした話を聞くと、
ますます事件の闇の深さを感じます。

自然現象なら
堂々と説明すればいいはず。

それをわざわざ隠そうとするからこそ、
人々の疑念は強まりました。


西オールUFO事件は、
ただの目撃談ではなく、
“記録が消された”という点でも
大きな謎を抱えているのです。

「オーストラリアのロズウェル」と呼ばれる理由

西オールUFO事件は、
しばしば
「オーストラリアのロズウェル」
と呼ばれます。


それは、
アメリカ・ニューメキシコ州で起きた
ロズウェル事件と驚くほど似ているからです。



ロズウェル事件は1947年、
謎の飛行物体が墜落したとされる出来事でした。

当初は
「空飛ぶ円盤が回収された」
と大きく報じられましたが、

すぐに政府が
「ただの気象観測用気球だった」
と発表。


以降、
情報は次々と覆され、
真相は混乱したまま今に至っています。


西オール事件も同じ構図です。


数百人もの目撃者がいたにもかかわらず、
報道は早々に打ち切られ、
政府や軍の関与がささやかれました。

まるで
「見てはいけないものを見た人々を沈黙させた」
かのように。



私はこの類似性を知ったとき、
鳥肌が立ちました。

距離も時代も違うのに、
同じように
「多くの目撃証言」「政府の隠蔽疑惑」
というパターンが繰り返されているのです。



これは偶然でしょうか？


それとも、
各国が共通して
“説明できない出来事”を
抱えてしまったのでしょうか。

だからこそ、
西オール事件はロズウェル事件と並び、
世界中のUFO研究家にとって
象徴的な存在になったのです

なぜ今、再調査の声が高まっているのか？

事件から60年近くが経った今、
西オールUFO事件は再び注目を集めています。


その理由のひとつは、
当時の生徒や教師たちが高齢になり、
沈黙を破って証言を残そうと動き出しているからです。


「本当に見たものを伝えたい」
「なぜ政府はあの日の出来事を隠そうとしたのか」

彼らの言葉には、
年月を超えた強い思いが込められています。


さらに、
近年は世界的にUFO（UAP）への関心が高まっています。

アメリカでは国防総省が
公式にUAPの存在を認めるような発表を行い、
国際的にも
「未確認現象を科学的に調査すべきだ」
という流れが生まれました。


その波がオーストラリアにも押し寄せ、
西オール事件が再調査の対象として
再浮上しているのです。


私自身、
この動きを知ったときワクワクしました。

ただの都市伝説として消えるのではなく、
真剣に再検証されようとしている。


それは
「長い間眠っていた謎が、ついに解き明かされるかもしれない」
という期待につながります。


もちろん、
再調査がすぐに真相を暴くとは限りません。

それでも、
もう一度光が当たること自体が、
大きな意味を持つのではないでしょうか。

西オールUFO事件をめぐる説と考察

西オールUFO事件には、
さまざまな説が存在します。

一つひとつを見ていくと、
なぜいまだに真相が解明されないのか、
その理由が少し見えてきます。


まず挙げられるのが
「政府の秘密実験説」
です。


当時、冷戦下で
新しい兵器や航空機のテストが頻繁に行われていました。

その一環として未確認の飛行物体が現れ、
それを軍が隠そうとしたのではないかという説です。


確かに、
この説明なら
政府が急いで情報を封じたことも筋が通ります。


次に
「自然現象説」。

気象条件や光の反射、
大気の異常などによって、
円盤のように見えたのではないかというものです。


しかし、
私はこの説には少し疑問を感じます。

一人二人ならともかく、
数百人が同時に同じ形を見た
という事実をどう説明するのか。


単なる気象現象で片づけるには、
あまりにも規模が大きすぎる気がします。


そして最後に
「本物の宇宙船説」。


言うまでもなく
最もロマンのある仮説です。

当時の証言を読むと
「金属的な輝き」「円盤型」「地面に残った痕跡」
といった特徴があり、
従来の飛行機や気球とは違う印象を与えます。


私自身も、
この説を完全に否定することはできません。


結局のところ、
どの説も“決定的な証拠”がなく、
真実は闇の中です。


ただ一つ確かなのは、
これだけ多くの人が目撃し、
今なお語り継がれているという事実。

それ自体が、
この事件の特異性と重みを
物語っているのではないでしょうか

スポンサードリンク

海外で広がる注目と今後の展開

西オールUFO事件は、
今ではオーストラリア国内だけでなく、
海外のメディアや研究者からも注目されています。


「Australia’s Roswell」
として再び取り上げられ、
ドキュメンタリー番組や記事で
紹介されることも増えてきました。


その背景には、
世界的なUFO Disclosure（情報開示）の流れがあります。


アメリカでは政府が未確認航空現象（UAP）について
公式に報告を始め、
議会でも議論されるようになりました。


これによって、
「昔の未解決事件ももう一度検証すべきではないか」
という声が強まったのです。



もしオーストラリア政府が再調査に踏み切れば、
過去に封印されてきた資料や
証言が表に出る可能性があります。

そうなれば、
西オール事件はロズウェル事件と同じように、
世界中で研究される“象徴的なミステリー”になるかもしれません。


私はその日が来ることを楽しみにしています。

もしかすると、
私たちが想像する以上に
大きな真実が隠されているのかもしれません。

そしてそれは、
宇宙や人類の歴史そのものに関わる発見に
つながる可能性だってあるのです。


この事件が再び注目を集める今こそ、
私たちが「真実を知ろう」とする姿勢が
問われているのかもしれません。

まとめ

1966年にオーストラリアで起きた西オールUFO事件。


数百人もの生徒や教師が同時に目撃したという事実は、
今なお大きな謎として残されています。



報道がすぐに打ち切られたこと、
公式記録が不自然に少ないこと、
そして証言者への“沈黙の圧力”とも取れる出来事。


これらは単なる空想や勘違いではなく、
何かしらの
「説明できない力」が働いていたのではないか
と感じさせます。


「オーストラリアのロズウェル」
と呼ばれる理由は明白です。


アメリカ・ロズウェル事件と同じように、
目撃者の多さと隠蔽疑惑が交錯し、
真相が闇に包まれているからです。

そして今、
世界的にUFOへの関心が再燃している中で、
西オール事件も再調査を求める声が高まっています。


もしかすると、
近い将来、
私たちは長年の謎に迫る
新たな証拠を目にすることになるかもしれません。



私自身、
この事件を調べながら
「本当のことを知りたい」
という気持ちが強くなりました。


数百人が同じ体験をして、
それが60年経っても語り継がれている。

それだけで、
この出来事には無視できない価値があると思います。

西オールUFO事件は、
ただの過去の出来事ではなく、
今なお生きている未解決のミステリーなのです。



参考文献

– [news.com.au – Australia’s Roswell: Calls for fresh inquiry into 60-year-old Westall UFO mystery](https://www.news.com.au/technology/science/space/australias-roswell-calls-for-fresh-inquiry-into-60yearold-westall-ufo-mystery/news-story/888e54275c5ac3b815df508d1bfe8af2)
– [Wikipedia – Westall UFO (英語版)](https://en.wikipedia.org/wiki/Westall_UFO)
– [The Guardian – Australia’s most famous UFO mystery still fascinates 55 years later](https://www.theguardian.com/australia-news/2021/apr/06/australias-most-famous-ufo-mystery-still-fascinates-55-years-later)